あなたを愛するひとりの人間より、愛を込めて

きみには愛が足りない。愛することを知りなさい。 きみのやっていることは自己満足にすぎない。自覚しているなら結構、ただしそれは変わる必要がないことを意味しない。どうしてきみは自分がそんなに大事なんだ?自分がよければそれでいいのか?だとしたらそ…

ひとの為に生きる人へ

あなたは、他人の為に何かをしたことがありますか?私は、ありません。 もちろん、私にだって、他人に贈り物をしたことがあります。でもそれは、常に自分の為でした。私が贈り物をするとき、私には様々な目的がありました。お返しが欲しい。自分を好きになっ…

幸福の第一条件

俺の一挙一動で、世界中の女どもが至上の悦びを味わえばいいのに。 でも本当は、決まり切った反応がいちばんさみしい。

私の迷信

今日はこれから「耳をすませば」がTV放送される。金曜ロードショーだ。私の家には(正式な)テレヴィがなく、持ち運びができワンセグ放送が受信できる小さな機器がある。一昔前のデジタル写真立てのような見た目で(というかデジタル写真立ての機能もある、…

信仰という名の暴力、あるいは与えられた呪いについて

わたしに初恋が訪れたのは31のときだった。それはわたしの人生の中で初めて経験する感情だった。今まで生きてきたのは一体なんだったのかと思った。こんなに甘美なものがあると、知っていたならこんな風にはならないはずだった。わたしにとっての初恋はとて…

あなたへのラヴ・レター

趣味で文章を書こうと思ってね。一応公開はしておくけれど、誰に見せる予定もない。 言葉は意識の機能であると同時に意識のもっとも重要な構成要素だ。だから言葉の扱いを覚えれば、意識も鍛えられるのではないかと思って。 まずは慣れるところから。体裁は…